記事: 人毛と人工毛の違いは何?
人毛と人工毛の違いは何?
ウィッグの髪に使われる素材には、人毛・人工毛・人毛と人工毛のミックスの3種類があります。今回は各素材のウィッグとしての使用感を、私の経験を踏まえて解説していきます。
著者:NEJIKO代表 ハゲカノ。高校生のときに脱毛症になり、これまでに様々なウィッグを使用した経験から自分でウィッグを作りたいと思い、NEJIKOを立ち上げた。
各素材の特徴
人毛
その名の通り、人の髪の毛のこと。
メリット
・見た目が自然
・肌あたりが優しい
デメリット
・毎回、着用前にスタイリングしないといけない(コテで巻くなど)
・非常に高価、長さにもよるが10万円以上のウィッグが多い。
人工毛
ポリエステルやアクリルなどで作られる人工繊維のこと。
メリット
・人毛に比べると安価で購入できる(1500円〜3万円くらい)
・カールを形状記憶するため、スタイルを維持できる。
・カラーバリエーションが豊富
デメリット
・人工毛特有の光沢(テカリ)があること
・長期間使用すると毛が絡まってチリチリになってくる
人毛と人工毛のミックス(以下「人毛ミックス」という)
人毛と人工毛をミックスしたウィッグのこと。
メリット
・人工毛をミックスしているため、ある程度スタイルがキープできる。
・人毛100%よりも値段が安い
デメリット
・ある程度しかスタイルが維持されないので、定期的にスタイリングが必要。
・長期間使用すると毛が絡まってチリチリになってくる
・人毛よりは値段が安いが、それでも5〜6万円はする。
ウィッグを10年以上使用して思ったこと
上では各素材の一般的な特徴についてご紹介しましたが、ここからはそれぞれのウィッグに対しての私の個人的な見解を話していこうと思います。
私の最初のウィッグは10万円くらいの人毛ウィッグでした。
もちろん自然ですし肌あたりも優しいのですが、被り始めて半年くらいで枝毛・ゴワつき・紫外線での色落ち・毛の膨らみなど様々な悩みが限界を迎えました。ただ、10万円という値段のプレッシャーで1年以上は同じウィッグを使っていたと思います。
その流れを繰り返して、大体8年くらい人毛のウィッグを使用したのですが、正直割に合わないなというのが人毛に対しての私の感想です。
常に枝毛やゴワつきがすごかったので、当時学生だったのですが、10代とはとても思えない髪質で学校に通っていました。それに、髪がなるべく傷まないようにヘアアイロンなどは使用してなかったので、かわいい髪型にしたことはほとんどなかったです。
↑人毛時代の私。元々黒髪のウィッグがここまで茶色に。22歳くらいのときですがもっと老けて見えます。
次に、人毛よりも少し値段が手頃な人毛ミックスのウィッグを買ってみました。
最初は人毛と比べても自然で値段も安いしお得だなと思っていたのですが、人毛の色落ちやゴワつきと人工毛のテカリやチリチリなど、それぞれのデメリットが同時にくるのが私には向いていないと感じました。
↑人毛ミックス時代の私。概ね自然ですが、混ざってる人工毛のテカリが少し気になります。
そこで、一旦人工毛のウィッグを試してみることにしました。
確かに人工毛特有の光沢や毛の絡まりは気になったのですが、それ以上にカラーの豊富さやカールが取れないこと、値段が安いため色んなウィッグを被れるなどのメリットの方が大きく感じました。
人毛や人毛ミックスを被っていたときは、ウィッグだとバレないという一点にフォーカスしていたのですが、人工毛を被り始めてからは色んな髪型・髪色を楽しもうという方向に気持ちを向けられたので、そういう意味でも人工毛の方が自分に合っているなと感じています。
↑人工毛を被ってる現在の私。
これまでの経験をNEJIKOに活かす
テカリのない人工毛
自分でウィッグを作ることを決心したときに人工毛を使うことは決めてたのですが、最大の弱点であるテカリを改善しないと商品として出したくないと思ってました。そこで、なるべくテカリのない人工毛を厳選し、NEJIKOはすべての商品でその髪質を実現しています。
本来テカリが出やすいハイトーンや黒髪などもほとんど光沢がないので、NEJIKOのウィッグの特徴としてお客様に一番ご好評いただいてる部分になります。
↑NEJIKOのBlackカラー。直射日光が当たっても自然な光沢です。